●
入会 ・ 会報 |
● 樹木調査隊 |
●
書籍紹介 |
|||
No.35
|
||
同じようなクスノキが並んでいます。同じぐらいの太さなので、同じ時期に植えられたのでしょう。でもなぜ、手前の木は囲ってあって、奥の木は何もされていないのでしょうか? たぶん昔は手前の地面が少し高くなっていて、公園を作るときに平らにするために高い方のクスノキの根を切って、石で囲ったのでしょう。囲われた方が手をかけられて良いように見えますが、実際は根が切られ、良い事は何もありません。クスノキも囲われた石やコンクリートを邪魔だと言わんばかりに押し上げて、壊しています。なまじ見栄えを良くしようと石で囲ったりすることが多いのですが、この木は、放っておいてくれたら良かったのに・・・と言っているように見えます。(苗) |
掲載情報の著作権は特定非営利法人樹木生態研究会に帰属しますので、無断転用を禁止します |