![]() |
●
入会 ・ 会報 |
● 樹木調査隊 |
● 樹木Q&A・健康チェック |
●
書籍紹介 |
||
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
Q4.桜の幹のねじれについて質問です。ソメイヨシノの古木で幹がねじれているものがあります。 皆、横から見ると右肩上がり、下から見上げると時計回りにねじれているようです。 Q.なぜねじれるのか? Q.なぜ時計回りなのか? ぜひ教えて下さい。 |
|
![]() |
![]() |
A4幹がねじれるのは、ねじれる力が働いているからです。時計回りなのはそのような力が働いているのでしょう。置かれている環境によってねじれないものもありますし、風あたりや傾斜によってねじれる方向も変わってきます。(左はサクラ、右はマツ) ネジキ、ザクロなどは遺伝的にねじれる性質があります。樹木には外見上はねじれていなくても材はらせん木理になっているものは多く見られます。シデ類、ヤマザクラ、トチノキ、松など らせんになる意味は力学的に強くなることだと思います。根と枝はある程度対応しているので、もし、らせんでなければ、太い根が切られたりしたときに同じ方向の枝が枯れてしまい、不安定な樹形になります。それを防ぐためにらせんになっていると思われます。 (岩谷) |
|
Q&Aへ戻る |
ホームへ戻る |
掲載情報の著作権は特定非営利法人樹木生態研究会に帰属しますので、無断転用を禁止します |