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Q27-2.我が家の小庭では一番大きい松ノ木です。近頃勢いがありません。HB101を遣ったりしてみました。少し元気になったようです。今は新芽が出ています。数日前枝が枯れているのを見つけよく見たら白い粉のようなものが噴出し木がえぐれていました。また、木屑状のところから黒いぞうり虫ようの虫が出てきました。「樹木の診断と手当て」を見ましたが、処置が分からず虫の穴の所から切り取りました。ケト土に竹搾液と水を少し入れてこね切り口を覆っておきました。(テレビで樹木医がやっていたような・・・・違うかも・・・・)枯れてしまう心配はありますがどうしていいかわかりません。何か方法があれば教えてください |
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A27-2. |
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白いのは樹脂でしょう。樹脂病に罹っていたかもしれません。木屑状のものは材が腐朽したか穿孔虫がはいっているかのどちらかまたはその両方でしょう。ゾウリムシは腐っているところのカビを食べているので、関係ありません。この枝が枯れたのは不適切な剪定が原因かもしれません。樹勢回復には縦穴への割竹挿入法が最も効果的でしょう。その際、根を傷つけないように、根が広がっている先端部分に穴を掘るようにしましょう。ケト土に竹酢液と水を入れてこねたものを切口に覆っても何の効果もありません。(堀大才) | ||
縦穴への割り竹挿入法を紹介します。 | ||
2ヵ月後 | ||
アドバイスのとおり、縦穴へ割り竹を挿入される方法を施したところ、「色がよくなりました。新芽が出たことを差し引いても元気になりましたでしょうか。」というお便りと写真をいただきました。 成長期に処置をしたので、すぐに効果がでたようです。根を傷めないように慎重な作業が必要ですが。いずれにしても早めの手当てで、よかったですね。 |
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2006年6月 | 2006年8月 | |
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